2023年4月25日 成績修正について
昨年9月、神奈川県葉山沖にて行いました標記選手権大会に参加された選手の皆様、この度、JSAF最高審判委員会の指導の下、大会の成績を修正することになりました。
その経緯と謝罪をさせて頂きたく、書面にて恐縮でございますが連絡をさせて頂きます。
470級第1日目のレース結果を翌日の朝に訂正して発表した事に対し、470級第1レースの結果に異議ありとして一部の選手より救済要求が出されました。審問の結果、当該レースのプロテスト委員会は救済を却下しました。その結果を不服として再度審問を求め、翌日に審問再開となりましたが、判決は変わりませんでしたので、9月19日日付の成績発表に至りました。
裁決の結果に異議ありと上告が出され、選手・プロテスト・レース委員会三者に意見を求められ、再審が行われることとなりました。再審の判決が最高審判委員会に提出され、委員の方々が精査し審議した結果「上告を支持する」との裁定が下り、救済が認められることとなりました。
レース委員会では、この裁定を受け、上告した艇を含め該当する艇の全ての成績の修正を行う事にいたしました。よって、470級及び総合成績を別紙のように変更いたしました。
今回、関係各所に多大なご迷惑をおかけすることになったのは、レース運営の不手際とレース委員長である私の判断の遅れにあると痛感しております。そして何より、このような事態を招いた大きな原因は、その根拠を説明することなく安易に成績を変更してしまった点にあるかと反省しております。該当する選手は勿論のこと、日頃より指導して下さっている大学関係者の皆様にも理不尽な思いを抱かせてしまい、大変申し訳ありませんでした。
今後の大会運営に際しましては、今回の教訓を踏まえ、初心を忘れる事無く関東学連の学生と共に切磋琢磨していく所存でございます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
令和5年4月17日
第30回日建・レンタコムカップ全日本学生女子ヨット選手権
レース委員長 三浦多満枝
修正成績